1949-05-10 第5回国会 衆議院 大蔵委員会 第28号
市中銀行等の金利の最高限を決定いたしまする場合に、政府側が必要があると認めたときは、從來は日本銀行総裁をして金利統制委員会の議を経て、一つの意見をきめさせるような規定になつておりますが、その点は今回の改正に伴いまして、そういう政策事項については、今回のこの法律案の附則によりまして、「日本銀行総裁」と從來ありましたところを削りまして、そのかわりに「日本銀行政策委員会をして」というように改められて、その他も從來通貨発行審議会
市中銀行等の金利の最高限を決定いたしまする場合に、政府側が必要があると認めたときは、從來は日本銀行総裁をして金利統制委員会の議を経て、一つの意見をきめさせるような規定になつておりますが、その点は今回の改正に伴いまして、そういう政策事項については、今回のこの法律案の附則によりまして、「日本銀行総裁」と從來ありましたところを削りまして、そのかわりに「日本銀行政策委員会をして」というように改められて、その他も從來通貨発行審議会
保險扱料のうち、通貨につきましては、通常郵便為替を書留郵便で送る場合とほぼ同額の料金にするのを適当としますので、それと同額にしたのでありますが、通貨以外のものにつきましては、從來通貨の保險扱料との関係から、不当に高額に定められておりましたが、これでは、利用を喚起することが困難でありますので、実際の危險率が、損害要償額の五百分の一程度でさしつかえない事情を考慮いたしまして、書留料相当額に、損害要償額の
保險扱料のうち、通貨につきましては、通常郵便爲替を書留郵便で送る場合とほぼ同額の料金にするのを適当としますので、それと同額にしたのでありますが、通貨以外のものにつきましては、從來通貨の保險扱料との関係から不当に高額に定められておりましたが、これでは利用を喚起することが困難でありますので、実際の危險率が損害要償額の五百分の一程度で差支ない事情を考慮いたしまして、書留料相当額に損害要償額の五百分の一の金額
なお通貨並びに物價の面のみについてこれを申上げまするなれば、通貨の面におきましては、先ず本年末におきましての通貨の見透しには、從來通貨対策審議会の見透しといたしまして、通貨の発行高は年末におきまして、三千三百億円を予定せられておつたのでありまするが、この予定は凡そ二百億円をプラスする必要があるやに考えられまして、從いまして年末におきましては、凡そ三千五百億に上るのではないかと、かように考えられるのであります
通貨の発行高につきまして、この年末における見通しにつきましては、昨日本間委員にお答え申し上げました通り、三千五百億円程度、すなわち從來通貨審議会におきまして見通しをつけておりました三千三百億円を約二百億円程度超過いたすのではないか、さようの見通しを申し上げたのでございます。